はじまりは魅力的な値段の看板と、鉄板営業トークから(笑)
2021年12月13日(月)の夕方17時、保育園のお迎えに向かう途中、いつもはそこにいないはずの看板をもった男性が立っていて、「なんだろう?」と覗き込むと「4LDK 4999万円」という内容だった。
私の住むエリア(足立区千住)では4LDKは6500万円ぐらいのように思っていたから、「えっ、4999!?」なんて言って立ち止まってしまった(笑)
それで1ヶ月経過してしまった分を取り戻すためにも早めに売りたいので値段を今日のつい先ほど下げたばかりなのです、、!この値段はお得すぎるので、これはすぐに売れるはず!と思って、もう夕方だったのですが急遽看板を作って、事務所を飛び出してきたんです(笑)あ、これ、あまり言っちゃいけないんですけどね・・
その時は、そうなんだ〜・・・本審査で落ちちゃうことってあるんだなぁ。。と思いながら、その話を信じて「確かに掘り出し物件かもな〜♪」と思ったのですが、よくよく申し込みしてから”オープンハウス”のことを検索していると、大体、同じような出会いをして購入を決めた方が、同じようなトークをされたと紹介されていて・・・(笑)
あ、これは、内緒なんかの話じゃなくって、お決まりの、鉄板セールストークなのかと勝手に解釈している(笑)本当のことはわからないけど、その後に見せられる書類にも、値引き前の値段が書かれているから、本当なのかな?(それとも、それも含めて売れるための工夫?だとしたらすごいなぁ〜〜♪)
見るだけは無料だし、見てみたいなという気持ち
そう聞いて、もう私は見にいくつもり満々で保育園に向かいつつ、すぐさま夫にも連絡(LINE)をした
あれ?すぐ近くだと言っていたのに、車で移動するの??
保育園から息子を連れて、先ほどの営業のお兄さんの元へ
そして、色々雑談をする中、この物件は「オープンハウス」さんの物であることに気づく。(特にこの時、どこかで名前は見聞きしたことがあるけど、会社のことについては何もしらなかった)
その後、仕事を終えた夫が合流し、車でいらした別の営業の方も合流。
(実は、チャイルドシートなしに車に乗ったので少しソワソワした・・これこそ書いたらアウトかも。。?💦)
車に乗ってから営業の方の話を聞いて気づいた、あれ?もしかして戸建てなの!!!?(笑)
いやー。。。私、完全にマンションだと思い込んでいた(笑)
車の中で営業の方から説明を聞いて、びっくりして、夫と目を丸くしていた(笑)
内心「えー、戸建て??間違えた〜・・・」という感じだった。
私たち夫婦の描いていたライフプランに、戸建てという選択肢はなかったからだ。
少なくとも、ハザードマップで水害の可能性がある、この千住というエリアでは、マンションしかあり得ないと思っていた
車に乗った際に説明された。
見に行くだけなら無料だけど、見に行ったら始まっちゃうよね
そんなこんなで、おそらく建売の物件だったのかな?
隣の街の車が入っていきづらそうな場所で車が止まった。そこに1階は駐車場になっている3階建の建物があり、中に案内してもらった。
12月のなかなか寒い日だったのだけど、到着したばかりでエアコンもついていないのに室内は寒くないのが意外だった。
ふむふむ、室内は、なんだか今住んでいる私たちのマンションの内装と似てるぞ・・?と思った。私の今の住まいは、築35年の古いマンションで、室内をフルリノベーションしたものだった。
だから、この建売の物件についても、室内に何も問題ない様に思ったし、うん、良い感じだと思った。
先述したけれど、1階には駐車場がついている分、室内部分は狭くなるが、お風呂とトイレがあって、2階にあがると、キッチンと広めのリビング、バルコニー。そしてトイレ。3階には3部屋ぐらいの個室があり、各部屋にクローゼット。そして、やはりバルコニーが1つ。
3階建にしているだけあって、各スペースが広い。それに2階のリビングには床暖房があり、キッチンにも食洗機があって、便利そうだ。(ちなみにこの2点が不要な場合は減額になるのかを聞いたら、減額対象にはならないらしい)
建物を見てから土地の見学へ
千住に住んで早10年。一応、ある程度は土地勘もあるかな?
そのおかげか、土地に向かう車の中で「ふむふむこの辺りかぁ」と思いながら移動。あとから「え、駅から遠すぎ」とかそういった「思っていたのと違う」という可能性が低いのがよかったな。
そして紹介の土地に到着!
感想は「あれ、想像していたものより小さい?」だった笑。
だけど、先に案内された建物でイメージができてるから「これで足りるのだな」とすぐ納得できた(建物を先に見るってきっと小さな土地を売るには必要な順番なのね〜と)。
夫の最優先事項であった「静かな場所(でも千住の繁華街エリアにも歩いて行ける距離)」という条件にはぴったりだったし、何よりも角地なのが嬉しい。その時点で20時は過ぎていて夜の訪問だったけど、周辺の道も明るすぎず、暗すぎることもないのが良い、防犯上の安心感があった。
道路も細くて車が入りづらそうということもなく、南北と東西で規則正しく直行しているのもいい。私たち夫婦は車乗らないけど、緊急の病院とか火事の時とかには、車の入りやすさって大事だと思う。タクシーで荷物下ろすときにもね♪
その場で私も「おぉ、この土地について思い浮かぶあれこれの使い勝手を考えてみたけど、千住でこんな良さそうな土地は見たことない、いいね」って言ってたけど、そりゃそうだ、土地なんて全然興味なかったもんね、なんなんだ私の頭の中は(苦笑・自分でも恥ずかしい・・)。
「良さそうな土地なんだろうな」と思いつつ、少しだけ冷静になって、「ふむ、千住に戸建てか、、、水害の心配があるから絶対に千住に戸建てなんて建てられないや、と思っていたのに、いいのか?」という考えがよぎった。
でも私は住み慣れて大好きな千住を離れたくないし、夫もずーーーーっと言っていた「騒音を気にせず、静かな場所で過ごしたい」という場所にはぴったりだった。そして建物の内容も「息子を家の中でも気兼ねなく遊んだり走り回らせてあげたい、将来は小さくても自分の部屋を持たせてあげたい」と夫婦で話していた条件に合う。
さて、どうしようかと思い、隣を見ると、普段あまり感情を顔に出さない夫が静かに目をワクワクさせているような気がした。「どう?」と聞くと「いいよね、僕はいいと思う」とはっきり言ったので「うん、購入の申し込みしようか」となった。
購入する建物や土地の良さだけではないと思う、営業マンの熱意ある行動
「戸建ては〜・・・」と言っていたわりに、あまりにも決断が早い回答で驚いたのか、これにはオープンハウスの営業さんの方が心配になったらしく
と提案してくれた。この提案こそが、この営業さんの熱意の現れというか、さすがというか、すごいな・・と今振り返りながらも、信頼できそうだなと思えた行動のひとつだったな。あの提案がなかったら、翌日には「本当によかったんだろうか・・やっぱりキャンセル・・・」ってなっていたかもしれない。(いや結局、キャンセルしようかギリギリまで迷う事にはなるのだけど)
営業マンが信頼できそうな人なのか、質問に丁寧に答えてくれるのか、って大事だなーって思う。「売る」「買う」だけじゃなくて「出会いであり、お付き合いする」なんだよね。人として出会い「今後もよろしくお願いします」っていう関係でありたいんだよね(話が逸れ過ぎかもだけど、そう思う)
周辺の建物を2軒訪ねて、比較ポイントや値段を説明してくれる熱意
20時も近く遅い時間。もう購入しますと伝えているにもかかわらず、お互いにもう帰りたい時間のはずなのに笑、それでもこれから、え、他の家を見せてくれるの??と正直驚いた提案だった。
体力的には帰りたかったけど、本当に戸建てについて検討もしていなかったので、情報が圧倒的に足りない私たち夫婦。その提案にのることにした。
営購入予定の土地から徒歩10分圏内の、我が家よりさらに駅に近い建物を案内してくれた。
他の不動産会社が扱っている戸建てのチラシを渡される。こういった資料を既に持っていたのは、会社として?普段から必ず比較検討をしてもらう流れを作っているのかな??ちなみに「まさか、このチラシに書かれている他の建物の価格は自社で作った比較用の偽物じゃ?」なんて思ったけど内容を見るからに本物の様だ←。
1軒目は我が家よりも1分駅に近い6,200万円の物件(我が家より1200万円高い)。建物に使われているシステムや建材などの比較はしていないから、値段だけで比べられるようなものではない。だけど我が家と同じ様な3階建の建物。でも土地の場所が細くて長い道をしばらく入って行った真ん中に位置する。そして少し家も通りより奥まっている。車がとめずらそうだな。風通しが悪そうな印象。
2軒目も我が家よりも1分駅に近い、4,780万円の物件(我が家より200万円安い)。角地に建物があり、車の駐車もしやすそうだし、とても静かだ。この建物いいじゃないかと思ったのだけど、家に入って3階の窓を開けたところで安い理由を知った。家の裏にあったのは、古い家で、屋根や外壁が崩れ落ちて朽ちているのだ。
なるほどな〜・・。こうやって比較してみると、我が家の今回の土地、とっても良さそうじゃないか!^^と納得してしまうのであった。
もう遅い時間だし、その後に申し込みの作業や説明もあるから、わざわざ検討材料の建物まで丁寧に案内しなくても良かったと思うのに、”すごいなぁ、ありがたいなぁ”と思った。キャンセルの可能性をさげる必要な行動なのかもしれないけれどね。でもその後も、今現在についても、連絡のやりとりがとても早い営業マンで、印象がよい!!この人が担当でよかった!と思えるのって大事だよね。
そして申し込みをするため、営業所へ移動
その後、契約のために営業所に移動する事に。
ただその時点で20時。。1歳半の息子にとっては体力の限界である。お腹も空くし眠いはずで、なかなかのグズリっぷり。。。物件の案内途中で自動販売機でリンゴジュースを買っていただいたりしたものの・・(営業担当の方が買ってくださった)、ごめんよ・・・
営業所に到着すると、キッズスペースがあって、滑り台やら、おもちゃが用意されていた。そして、ジュースとグリコのビスケットをいただき、もぐもぐ。
申し込みにあたっての説明を夫婦で聞くことができるように、もう1人、別の営業の方が息子の遊び相手になっていてくれたものの、途中で泣いてしまうシーンもありバトンタッチして、基本的な説明は夫だけにお願いした。
息子の就寝時間も近づいてきたので、続きは自宅で説明してもらう事に
21時に近づいてきたので、1歳息子のオムツ替えと就寝時間ということもあり、続きは自宅にきて説明してもらう事に。ただ営業の方の業務で21時までに営業所でしかできない処理をしなくてはならないとのことで、一旦、私たち家族だけ、自宅まで車で送っていただいた。その後、21時半に息子が就寝。
営業の方には再び、自宅に来ていただき、残りの説明を伺った。
この当日に聞いたり書いた書類は「申し込み手続き」だけで、翌日にはまた別で「契約の手続き」があるとのこと。契約時には手付金100万円が必要となり、契約後は買い手側からのキャンセルの場合には返金されないということも伺った。
なんでそうしたのかは忘れてしまったけど、なぜか私は、「契約前なら支払っても返金されるのかー、どちらにしても購入するし、いいや」という気持ちもあって、自宅で説明を受けている時に、100万円の振り込み手続きを済ませてしまった。(軽率な行動だなと少し思う、今度から気をつけよう)
22時半、「明日の午後の契約でも引き続きよろしくお願いします」とこの日の申し込み手続きは終わった。
夫とお疲れ様!と言い合い「良さそうな土地と出会えたね〜。それにしても私たちはノリ人間なところあるね〜、でも、結果、欲しいと思ってた間取りに環境だから良いか!」と話した。
そのあと、私はスマホで色々と調べ始めてしまい、一気に後悔をしはじめるのだけども(笑)
無知は怖いけど、無知故に購入できたのかもしれないと思う
申し込みをしたあとに「オープンハウス」の事をはじめて調べた!では遅い?
23時、ふぅ。。とソファに座った私は、そこで初めてスマホのGoogle検索画面に「オープンハウス 戸建て」と入力して、オープンハウスという会社がどんな会社で、周りからどんな評価を受けていて、家の構造のことなどはどうなっているのかの詳細的なところを調べ出してしまった。
はっきり言って、申し込みの後では遅い!と思う(笑)いや、契約の前だから遅くはないとも言える笑。
色々と自分なりに調べた結果、過去3年ぐらい前までの?オープンハウスさんのネットでの評判は悲惨だったと思う。マイナスな印象しか持てなくなるぐらい、ひどい書かれようだった。あまりに「えー・・・」ってなって、確か、朝4時まで徹夜で調べていた(笑)
結果からすると2019年頃からの実際てた人たちのブログ(5人ぐらいのブログを読んだ)を読み、その5人の皆さんが一度は私と同じ不安を抱えながらも結局はオープンハウスで家を建て、最後には「購入してよかった」と書かれていた(笑)
「結果良ければ全てよし」とは言うものの、どんなに欲しいものでも、家って高額商品なだけに、それを販売する会社のことをよく調べもせずに、無知でノリで購入しようとした自分たちにがっかりしたりもした(苦笑)
契約は翌日、ぎりぎりまで慎重に調べて考えた自分なりの結果
翌日(契約)のことは、また別の記事で書き起こしたいと思う。
結果からすると、契約からローンの本審査承認までは1ヶ月半ほどの時間があり、その間にキャンセルしたい場合には、手付金100万を手放す事でキャンセルできると聞いていたから、もしキャンセルするならかなりの痛手だけど、不安を解消し納得できれば良い事なのだから調べて行動あるのみ!だめならだめで仕方がない!ということにしよう、と契約を進める事に決めたのだ。
続きが書き終わり次第、ここにリンク貼りますね
補足
最初に小さいかな?なんて思ったその土地は、よく見れば周りに建っている家も、ほとんど同じ様な土地の大きさで3階建てだった。東京ってこういうもんなんだ〜なんて勝手に思ったりもした。
後から知るけど「東京に家を持とう」がキャッチコピーのオープンハウスの扱う土地は、ほとんどが狭くて小さな土地のようだ。でも、そんなイメージの小さな土地を有効活用できるプランをオープンハウスは本当に沢山持っているのだとも思う。最近、近所を散歩していると、あちこちに新築の工事が始まっているのだけど、ほとんどの建設予定案内の看板がオープンハウスの名前が書かれていて驚く。「あれ、ここも?こちらも?」といった感じ。